僕はあることに気づいた。







未来ちゃんの携帯に届いた一件のメールには「大切なものを見つけないと神秘の花を見つけることは出来ない」と書いてあった・・・。





それはきっと・・・






「これって・・・」





僕が何かを言い出そうとしたら木内さんが口を挟んだ。





しかも、もの凄く真剣な表情だから木内さんもこのことに気づいたのかもしれない。







「参考書に書いてあることって全て当てはまらないような気がする。」






僕の考えとは別のことを言い出した木内さん。