ー紫王菲sideー


「はぁ‥‥はぁ‥‥」


欄が待ってる!

急がないと!


「やっと着く‥‥」


ーーーガチャ


「欄待ったな!ごめんな!」



欄は寝てる


「遅くて怒って寝ちゃったか‥‥」


俺は欄の頬を触った


!?


冷たい‥‥


「欄!!!!」


俺は欄の肩を掴んで起こした


「欄‥‥ウソだろ‥‥目を開けろよ‥‥」


欄!お願いだ!


何回も起こしても目を覚ますことは無かった‥‥



「らーーーーん!!!!!!」


俺は泣き叫んだ‥‥




最後のキス



欄の全てを触れてないのに‥‥


俺らの恋は最後のキスで終わった‥‥