ー金 紫王菲sideー



透琉と星輝は金山 欄の調査に行った‥‥

残ってるのは俺と情報収集中の羚介


「羚介なんか詳しい情報あるか?」


「疑問があるんですよね2年前
姿を消していたらしいですよなんかあるんですかね」


「2年前か‥‥」


あの人と同じ2年前姿を消したんだ‥‥



2年前‥‥

俺は、中学1年の時に
すごく荒れてて、相手が死ぬまで
殴り続けていた


だけどそんな時‥‥

瞳が赤色で髪がストレートの黒髪の女に

『そこの君‥‥人が死んだら君の罪が重くなる
親も悲しむ‥‥やめとけ』


『お前は俺の何がわかる!』


『勿論分からない‥‥

だけど殴るときは
守りたい人の為に使え‥‥

それにお前は
守りたい仲間がいない‥‥

仲間ができたら闘おうな‥‥では』



初めてだった手を差し伸べてもらったのが‥‥
名前聞いてなかった!


『あの!あなたの名前は‥‥』


そして‥‥ニコリと微笑みながら



『あたしの名前は魔晶 欄‥‥よろしく』


『魔晶 欄ってアゲハ蝶の!?』


『どうだろう‥‥』


それから何回も会ってるうちに

色々話を聞いたり教えてもらったが‥‥

突然姿を消したんだ‥‥