私が月夜の腕で泣いた日から、
月夜は変わった。


いつもなら、私をからかって遊んでるのにいきなり冷たくなった。


“何かあったの?”
って聞いても、
“何もない”


の一点張りで。


私は、戸惑いながらも文化祭の準備を一生懸命に頑張った。