「岩本んち大丈夫なのか?」


「あ……ごめん。
今日は無理だった。」


ハハッと苦笑いしながら、私は佑斗に謝った。


「…そっか。」


「ごめんね。…どうしようか?」


図書室って案が浮かんだけれど、あそこは私語厳禁。
話し合いには向かない。

学校内のどこかで話してたら他の子にすごい顔で睨みつけられそうな気がする。


「…んー…。
じゃあさ、俺の家においでよ。」




───え!!!?