リビングに戻ると竜くんと話をしていた友田がチラリと横目で私を見る。
クスリと笑う友田を見て、無性に腹が立つ。
誰のせいでこんな事になってるのよ!と叫びたいのをグッと堪えてキッチンへ逃げるように入った。
竜くんに気付かれる前に買い物にでも出よう。
二人にお茶を入れてから出かけようと、用意を始めると
「手伝いますよ」
私の返事も聞かず竜君が私の元へと寄ってきた。
「あ、いいよ。大丈夫竜くんは座ってなよ」
キッチンから追い返そうとする私に全く怯むことない竜くんはあっという間に私のよこにピタリと立った。
「あれ?綾さん髪下ろしたんですね。やっぱり綾さんの髪綺麗ですよね」
スーッと私の髪に触れる竜くん。
「ち、ちょっと竜くん」
パラパラと私の髪を梳くような竜くんの手から逃れるように2歩下がる。
なのに、竜くんも2歩近づいてくる。
クスリと笑う友田を見て、無性に腹が立つ。
誰のせいでこんな事になってるのよ!と叫びたいのをグッと堪えてキッチンへ逃げるように入った。
竜くんに気付かれる前に買い物にでも出よう。
二人にお茶を入れてから出かけようと、用意を始めると
「手伝いますよ」
私の返事も聞かず竜君が私の元へと寄ってきた。
「あ、いいよ。大丈夫竜くんは座ってなよ」
キッチンから追い返そうとする私に全く怯むことない竜くんはあっという間に私のよこにピタリと立った。
「あれ?綾さん髪下ろしたんですね。やっぱり綾さんの髪綺麗ですよね」
スーッと私の髪に触れる竜くん。
「ち、ちょっと竜くん」
パラパラと私の髪を梳くような竜くんの手から逃れるように2歩下がる。
なのに、竜くんも2歩近づいてくる。

