【続】恋愛のやり直し方

嘘だったということに多少驚いたけれど、それ以上にいつから、今日のサプライズは仕込まれていたのだろうということの方が気になる。



だって、私以外のみんなは知っていて、それでいて、私には全く分からないようにしていたのたから。




小さな疎外感をおぼえる。





たしか、真理子の披露宴の招待状を貰ったのは……





「あ……」





私が『森嶋』から『紺野』に変わったすぐあと。





あの頃は、友田は直ぐにでも結婚しようって、言ってたハズなのに。



て、事は、友田は私があのまま結婚に突入しないって、分かってた?





そんな私の気付きにいち早く反応したのは、竜くんと真理子。