目が覚めた……というより、意識が戻った時にはすでに、陽が傾きかけた。
気だるい体を起こし、寝ぼけた目で時計を確認して……愕然。
一気に覚醒。
私の体に器用に巻き付く友田を、慌てて起こす
「ねー。起きて大変3時回ってる」
「ん?何?もう一回する?」
夢うつつ状態で寝ぼけているにもかかわらず、掠れて色香漂う声に、不覚にもドキドキする。
そしてこれまた絶妙なタッチで私の体を撫でる。
ゾクゾクする。
指先から伝わる私を欲する欲の色。
それに身を委ねてしまいたい気持ちに叱咤しながら、逃れようと身を捩る。
なのに、巻き付いた腕は、意図も簡単に私の体を引き寄せ、気付いたときには組み敷かれていた
両手を拘束され、私を見下ろす寝ぼけ眼の友田。
「ち、ちょっと……」
もしかして──いや、完全にこの状況を理解していないだろう友田は、ブンブンと顔だけ振って抵抗する私に、ニヤリとする。
「抵抗するのもそそられるね」
「……なっ」
そして、ゆっくり首筋に降りてきた友田の唇。
気だるい体を起こし、寝ぼけた目で時計を確認して……愕然。
一気に覚醒。
私の体に器用に巻き付く友田を、慌てて起こす
「ねー。起きて大変3時回ってる」
「ん?何?もう一回する?」
夢うつつ状態で寝ぼけているにもかかわらず、掠れて色香漂う声に、不覚にもドキドキする。
そしてこれまた絶妙なタッチで私の体を撫でる。
ゾクゾクする。
指先から伝わる私を欲する欲の色。
それに身を委ねてしまいたい気持ちに叱咤しながら、逃れようと身を捩る。
なのに、巻き付いた腕は、意図も簡単に私の体を引き寄せ、気付いたときには組み敷かれていた
両手を拘束され、私を見下ろす寝ぼけ眼の友田。
「ち、ちょっと……」
もしかして──いや、完全にこの状況を理解していないだろう友田は、ブンブンと顔だけ振って抵抗する私に、ニヤリとする。
「抵抗するのもそそられるね」
「……なっ」
そして、ゆっくり首筋に降りてきた友田の唇。

