「どうしたの?」
急いで支度をしなくてはと電話を切ると、背後で突然声がして、ビクッと体が揺れた。
「もう、ビックリするじゃない」とトンと肩を叩くと、その手を捕まれる。
「電話、アイツだろ?何だって?会うの?」
不機嫌全開な顔と声。
……そうだよね。
二人が顔を合わせた場面を振り返ってみると、どの場面も和やかな雰囲気であったことがない。
しかも、最後に顔を合わせたのって──
その時のことを思い出しただけでズキント胸が痛む。
ここで立花さんに会うと言ったら、友田は、どんな風に思うのだろう。
手放しで喜んで送り出してはくれないのは、分かっているけど……
でも、立花さんに一言でいいから、お礼を言いたい。
そんなこと、立花さんが望んでいる訳じゃないし、きっと友田の事を思って会いに行かないという選択をしても、立花さんは、きっと許してくれる。
だけど、それでは私の気持ちが納得できない
「うん。少しだけ話して来ようと思うんだ。立花さんにはいつも助けてもらってばかりだし」
急いで支度をしなくてはと電話を切ると、背後で突然声がして、ビクッと体が揺れた。
「もう、ビックリするじゃない」とトンと肩を叩くと、その手を捕まれる。
「電話、アイツだろ?何だって?会うの?」
不機嫌全開な顔と声。
……そうだよね。
二人が顔を合わせた場面を振り返ってみると、どの場面も和やかな雰囲気であったことがない。
しかも、最後に顔を合わせたのって──
その時のことを思い出しただけでズキント胸が痛む。
ここで立花さんに会うと言ったら、友田は、どんな風に思うのだろう。
手放しで喜んで送り出してはくれないのは、分かっているけど……
でも、立花さんに一言でいいから、お礼を言いたい。
そんなこと、立花さんが望んでいる訳じゃないし、きっと友田の事を思って会いに行かないという選択をしても、立花さんは、きっと許してくれる。
だけど、それでは私の気持ちが納得できない
「うん。少しだけ話して来ようと思うんだ。立花さんにはいつも助けてもらってばかりだし」

