【続】恋愛のやり直し方

まるで催眠術にかかったかのようだ。




この人、小説以外にもこんな才能があったのだろうか。




気持ちがフワフワする。




心の中にあった箱の蓋がパカッと開いたような感じ。




躊躇っていた言葉がスルスルと口をついて出てくる。




「帰らないで。


一緒にいて……明日の朝も今みたいに一緒にご飯が食べたい。



……できたら昼も夜も




……この先ずっと」





感情と一緒に溢れ出した涙。



歪んだ視界がグラッと揺れる。






気付いたときにはすでに私の体は友田に組み敷かれていた。





私を見下ろす友田の視線は、とろけそうなほど甘い。





「悪い子。俺がどれだけスーパーセーブしてたと思ってるの?

それを崩すような攻撃何度するの?」



「え?」



言ってることが理解できずにいる私を無視して、首筋に埋められた友田の顔。