【続】恋愛のやり直し方

「綾、俺ってそんなに頼りない?」




「えっ?」



さっきまでの笑顔でご飯を頬張っていた友田の顔とは一転、困ったような、悲しそうな顔。





「いくら俺が駄目な男でも、お前がさっきから何か溜め込んでること位は分かるよ。
それ、俺に言えない?」




いつも余裕で、私ばかりドキドキさせられっぱなしの友田が、今、不安の色を隠すことなく私にさらけ出して、向き合ってくれている。




ずっと私達が避けてきたこと。




お互いに嫌われるのを恐れて、本音で向き合ってこなかった。




言わなきゃ。




伝える事はその時、伝えなくちゃ。





スーっと息を吸った。



友田の顔を真っ直ぐに見つめると、彼がコクンと息を飲んだ気がした。




「あの……」



「うん」



「そんな大したことじゃないんだけど」



「いいよ。何でも言ってくれれば、何でも嬉しい」



「……え…らないで……欲しいの」




弱々しい声になってしまったのは、自覚する。