【続】恋愛のやり直し方

ずっと欲しかったその感触に、ダランと身体中から力が抜けていく




体をすっかり友田に預けてしまわないといけないほどフニャフニャになってしまった私をしっかりと抱えながらも、唇は離されることは無くて……




どんどん深まっていくキス。





それを素直に受け入れる体




その一方で、このキスの真意が見えない心は拒絶する。




心と体が一致しない。




そんな私の内情を知らない友田は、その荒々しいキスとは反対に、壊れ物に触れるかのように優しく抱き寄せ、体勢を変えてゆく。




床に寝かせられた体に覆い被さる彼の体との間に、隙間をつくるように腕を入れたのは、拒絶する心がそうさせた。




このキスの意味さえ分かれば、心も体も…私の全てで、この唇に溺れることができるのに


そんなもどかしさが膨らむ。




「……ナ…オ…ちょっと……」




息継ぎの合間その腕を突っ張り、彼との距離を広げる。



なのに、その手は呆気なく頭上に縫い付けられた。




「……や……」