そっと靴を脱ぎ室内へと足を進める。
リビングに人影が見えて、ビクッと体が揺れる。
だけど、目を凝らし良く見るとそれは友田ではなく竜くんだった
「竜くん?」
私に気配にも気づかないその背中に声をかけると、彼の背中がピクリと動く。
「綾さん!」
振り返った彼の背中越しに見えたのは原稿らしきもの。
「ごめんね。仕事中だったね」
「え?あぁ、さっき書き上がったんですよ。今回は締め切り大幅に過ぎてるんですけどね」
「え?間に合わなかったの?具合でも悪かったとか?」
苦笑する竜くん。
友田が締め切りに原稿を間に合わせないなんて、私が知る限りでは一度もなかった。
いい加減な生活を送っていたときだって、原稿はきっちり締め切りに間に合わせていた。
その友田が間に合わなかったとなれば、その原因は、体の調子が悪かった位しか思い浮かばない。
リビングに人影が見えて、ビクッと体が揺れる。
だけど、目を凝らし良く見るとそれは友田ではなく竜くんだった
「竜くん?」
私に気配にも気づかないその背中に声をかけると、彼の背中がピクリと動く。
「綾さん!」
振り返った彼の背中越しに見えたのは原稿らしきもの。
「ごめんね。仕事中だったね」
「え?あぁ、さっき書き上がったんですよ。今回は締め切り大幅に過ぎてるんですけどね」
「え?間に合わなかったの?具合でも悪かったとか?」
苦笑する竜くん。
友田が締め切りに原稿を間に合わせないなんて、私が知る限りでは一度もなかった。
いい加減な生活を送っていたときだって、原稿はきっちり締め切りに間に合わせていた。
その友田が間に合わなかったとなれば、その原因は、体の調子が悪かった位しか思い浮かばない。

