【続】恋愛のやり直し方

そう思ったらもう、この事について聞く気にはなれなかった。




私が追求をやめたのに、一層辛そうな顔をする立花さんは、大きく息をはいた




「綾が謝ることない。綾は知る権利があると思うよ。今、話せないのは俺が弱いから。

話してしまえばお前がきっと俺の前にいなくなってしまうから。だからーー」





「立花さん、お話は後にしましょう。せっかく持ってきてくれたご飯冷めちゃう」




立花さんの言葉を遮って、努めて明るく言ったつもり。




こんなに辛そうな立花さんをこれ以上見ていられなかった。



できることなら数分前まで戻って、立花さんを責めるような言い方をした私を叱りたい。





「綾……」




「さ、中に入ってください。何を持ってきてくれたんですか?ちょうどお腹空いてたんですよ」




さぁさぁと腕を引いて中に入れる。


そんな私に小さく「ありがとう」といった、立花さんは少しだけ照れたような顔をした。