【続】恋愛のやり直し方

「……ごめん。今はまだどうしてもあげられないんだ。だけど、綾の悪いようにはしないから」



刻まれた眉間のシワが、立花さんの苦悶する姿を一層際立たせている。



いつも余裕で、いつも優雅な立花さんのそんな姿を見たことがない。





私と友田、緑風館とそして立花さん。
繋がりのが無いように思えるこれらに、どんな繋がりがあって、どう絡み合ってるのか、知りたい。



だけど、立花さんの様子から、今それを知るのはできないのだと分かる。




そして、私に話せないこともまた、立花さんを苦しめているのだということも同じように分かる。




もし、私の一言で立花さんの肩の荷が少しでも軽くなるのなら……




「立花さん、その時がきたらちゃんと話してくれるんですよね?だったら、待ちますよ。私これでも結構強いんーー」





「ごめん」




私の言葉を最後まで聞かず頭を下げた立花さん。




「立花さん……らしくないですよ。立花さんは、もっと余裕ぶっててください。

もし、どうしても気が治まらないのなら、めちゃくちゃ美味しいご飯奢ってください。それで勘弁してあげます」