Your smile once again

ー 放課後 ー

「なぁ、佐々木」
「ん?」
「押坂となんかあった?」


図書室。

私がノートを書いているのを、横から覗き込みながら笹原が聞いてきた。

情報が早すぎだ。

「別に?」

「嘘だろ」

「嘘じゃない」

「嘘だ」

笹原が、ヒョイッと私のノートを取り上げた。


「ちょっ……!返してよ!」



「教えてくれなきゃ返さないー」

私は身を乗り出した。

隣に座っている笹原の腕に手を伸ばした。


その時、机についていた手が滑った。

「わぁっ⁉︎」

バランスを崩して、笹原に倒れ込んでしまった。


笹原も、支えきれずに後ろに倒れる。

「ーーーっ」

少しの衝撃。