Your smile once again

--------
-----------
--------------


「落ち着いた?」


牧田が、缶コーヒーを手渡してきた。


「飲める?」
「ん。……ありがと」

私はばつが悪くて、顔を見ることができなかった。

何であんなこと言ってしまったのかな。

河原に並んで座り込んでコーヒーをすすった。


空が赤くなってきた。



「琴那はさ、俺が寮に入ってるって言ったときさ、理由聞かなかっただろ?

俺は琴那のそういうとこが好きなんだ。

なんていうか、始めて見た時、さみしそうだなって思った。

周りに関心がなさそうで。

自分にも興味がなさそうで。

知りたいと思ったんだよ。

そりゃ、可愛いなとは思ったよ。

でも、顔なんてきっかけだろ?

全部、琴那の一部なんだから、琴那を好きなのは変わらないよ」

その、牧田の真っ直ぐな言葉が胸に刺さった。

真剣な、表情。


「……よくわかんない」