Your smile once again

ざざ……。

ざっ……。


波の音。


押し寄せる、罪悪感。

そして自己嫌悪。


漏れる嗚咽。

「……ぅっ」


砂浜の上で、膝を抱えていた。


胸が苦しい。


呼吸が……。

「はぁっ、はっ……ぁ」

肩で息をし、必死で空気を吸い込む。



その時、誰かに背中をさすられた。


------笹原の、冷たい手だ。


「ちゃんと吸って」

「ふ、ぅっ……」

過呼吸になると、死ぬかもしれないっていう恐怖におそわれ、パニックに陥ってしまう。

悪循環だ。


手足が、硬直してきた。


「息、吐く前に少し止めて。


……大丈夫。俺がいるから」