〈side 琴那〉
私は、自販機の影に隠れて口を塞いでいた。
そうしないと、声が出てしまう。
気づいてた。
二人は、ずっと前から気づいていたんだ。
それでも私から離れなかったんだ。
どんなに辛かっただろう?
どれだけ傷つけた?
何で、分かってあげられなかったんだろう。
「……っ」
私は、何もしなくたって二人を苦しめるんだ。
二人の優しさが痛い。
私は、音を立てずにその場から離れた。
ーーーああ、私はこれからも誰かを傷つけ続けるんだ。
私は、自販機の影に隠れて口を塞いでいた。
そうしないと、声が出てしまう。
気づいてた。
二人は、ずっと前から気づいていたんだ。
それでも私から離れなかったんだ。
どんなに辛かっただろう?
どれだけ傷つけた?
何で、分かってあげられなかったんだろう。
「……っ」
私は、何もしなくたって二人を苦しめるんだ。
二人の優しさが痛い。
私は、音を立てずにその場から離れた。
ーーーああ、私はこれからも誰かを傷つけ続けるんだ。

