Your smile once again

立ち上がりかけた俺の服の裾を佐々木は引っ張った。

「……佐々木?」


「あ、えと……。

ええとその、笹原に、は居てほしいってゆうか。
その……。

あぁっ!!!……何でもない……」


しどろもどろになりながら、不器用に俺を引き留めてきた。


ーーーあぁ!!調子狂った。


「……ふはっ!」
「だって!!笹原居ると落ち着くんだもん」


不意討ちだった。

佐々木は、正直すぎる。


「ん、いいよ。寝てて」


「あ、りがとう」
佐々木ははにかむように笑って、目を閉じた。
数秒で寝息が聞こえてきた。俺の、肩で。
俺は、頭をかいた。


「ったく。俺だけだかんな。こんなことできんの」