Your smile once again

「なーんてね」

パッと手を離し、にこやかに言った。


佐々木は今度こそ力が抜けたようで、ズルズルと下がっていく。


呼吸が荒い。


危ない。
ちょっと油断すれば、理性が飛んでしまう。


「ほんっっっっとバカ……」

怒る気も失せたらしい。


「ごめんごめん、反応が初々しいからつい」
「ばぁか。

……笹原。ちょっと寝ても良い?今日、疲れた。
人がいる部屋でなんか、寝れる気がしないから」

いつもの佐々木に戻った。

顔はまだ赤いが。


「あー。そっか。じゃ、俺戻るわ。」


少し名残惜しいが、仕方ない。