Your smile once again

「……」


しばらくしても、来るはずの衝撃が来なかった。


恐る恐る目を開けると、笹原が後ろから振り上げた椅子の足を押さえていた。


「何してんの?」



ああ、来てくれた……。




意識が遠退いていった。