その日は入学式だというのに、

寝坊してしまい朝食を

とらずに出てきていたのだ、、






だが、よりにもよって
今鳴らなくてもイイじゃないか…。








その後、クラスでは少し浮いた
存在となった私。




「ゆな〜!あんたの腹の虫、どうなってんのよ〜。笑い堪えるの大変だったんだからっ‼」




そう言いながら、私の背中を

バシっと叩く。痛いよ、もぅ…





さっきやって来たこの子、

私の親友の美結(みゆ)。



中学の頃から運の悪い私にも

分け隔てなく接してくれる

頼れるお姉さん的存在かなっ。