その日は入学式だというのに、
寝坊してしまい朝食を
とらずに出てきていたのだ、、
だが、よりにもよって
今鳴らなくてもイイじゃないか…。
その後、クラスでは少し浮いた
存在となった私。
「ゆな〜!あんたの腹の虫、どうなってんのよ〜。笑い堪えるの大変だったんだからっ‼」
そう言いながら、私の背中を
バシっと叩く。痛いよ、もぅ…
さっきやって来たこの子、
私の親友の美結(みゆ)。
中学の頃から運の悪い私にも
分け隔てなく接してくれる
頼れるお姉さん的存在かなっ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…