たどり着いた先は神社だった。

「どーして…どーしてお父さんなの…シクッ…神様どーかお父さんを治してよぉ」 

サーー
その時、私を落ち着かせるような
優しい風が吹いた。

その時どこからか声が聞こえてきた。

「そなたは何故ないておる…」

心が落ち着くとても心地よい声だ

「お父さんが病気で…シクッ…手術しないと…て、あなたは誰どこにいるの!!!」

「フッ…泣いたかと思えば次は強張った顔をしておる…面白い奴…我はここだ」

「ここってどこよっ」 

「おまえは目が悪いのか、我はここだお前の目の前にある木の上だ」