5個先にある駅に着いた あたしは壱夜を探さなくても分かる あの後ろ姿。あの座り方。 久しぶりの壱夜。少し髪伸びたなぁ…… 「壱夜ーー!!」 あたしは嬉しくって手を振りながら走って壱夜の元へと向かった。 壱夜は優しく頭を撫でながらあたしのお泊まりセットをサッと手にしてもう片方の手を握る あぁ。久しぶり過ぎて…… きゅんきゅんが止まらない!