「…え、え?…は?」



「俺のこと…覚えてない?」




いや…覚えてないこともない。


ううん、むしろ


忘れられたら楽なのに、あなたはそんな人。






「…まさか…蓮、くん?」



ほんと、に…?





「ピンポーン♪」




……嘘でしょ!?





すると(おそらく)蓮くん(であるらしい彼)は当たり前のように部屋に入った。




「え!?ちょっ…」



何が起こってるの…!?



混乱している間に、どんどんと進んでいく。