「陽菜、めっちゃ好き」 そう言って体を離すと、再びあたしにキスを落とした。 蓮くん、大好き…。 あたしはこの気持ちを伝えたくて 初めて自分から、──舌を絡めた。 「…っ」 戸惑い気味だった蓮くんも、すぐに応えてくれて。 あたしたちは、甘い夜を過ごした。