「新入生代表の言葉1年F組百田夏海。」
「はい!」
色んな人の話が終わって新入生代表の言葉になった。それにしても、すごいなー夏海、新入生代表ってことはこの中で一番いい点数をとったってことだよね。
夏海が階段を登りステージにあがった。
それにしても大きな体育館!
体育館はドーム型で上を見上げると空が見えるようになっていた。
今日はいい天気。
青空がとっても綺麗…。


「み…み…ぉ。みお!!」
「…っ!」
ここどこ!あ、そっか今日って入学式だったんだ。
それで、新入生代表の言葉聞いてて
上見たら空があって。
気持ち良くて…寝ちゃったんだ!
「もー!ばか!」
「あたしが隣でよかったね?もー。」
「そ、そっか今は出席番号だもんね。
だからとなり…」いつもは一番前の穂乃華だから隣にいることに驚いちゃった。
あたしは高城、穂乃華は玉井。

あたしは苦笑いした。

入学式が終わりあたし達の新入生はそれぞれの教室へ戻り休憩に入った。
「それにしても夏海すごいね!新入生代表の言葉言うなんて!」
正直聞いてなかったけど…w
「みお聞いてなかったでしょ?ってか寝てたよね?」
ギクッ
ばれてる…?!なんで!
「私さどこ見てたらいいかわかんないからさなんとなく満桜と穂乃華のところ見てたらさ満桜寝始めるし!本当あり得ない!」
そんな怒ることないのにー…
「まあまあw満桜も寝たくて寝たわけじゃねーよな?」
と後ろからそんな声がした。
聞き覚えがあるから振り向いてみるとそこには懐かしい顔が二つあった。
「大毅…優子?!」
「え、なんで2人が!?」
「帰ってきたの?!」
大毅と優子はあたし達四人の幼馴染で小学校の時はずっと大毅と優子を合わせて6人でいたのだ。
優子とは大毅の双子の妹。
そんなミラクルやばい!
「おひさ!満桜!また一緒にバスケしよーね!」
「う、うん!
え!じゃあまた6人でいられるってこと!?」
『そーゆーこと!』
大毅と優子、2人の声がかさなった。
神様。こんな…ありがとうございます!