「美桜!?起きてたのっ!?」


いつの間にか美桜が寝室の前に立って私たちを見ていた。

美桜はてててっとこちらに歩いてきて私と港の真ん中にぽてっと腰をおろした。

「美桜もねー。優君のほっぺにちゅってしたよぉー」

ふふんって笑う美桜。


優君っていうのは、隣に住む男の子。


美桜は優君にベタ惚れ。