「結……あなたは先祖代々


魔法使いの家系なの……………」


え?


「え?………冗談でしょ?


笑わせないでよ!!……」


「言って無くてごめんね?……


でもこの事は本当なの…………」


「私が魔法使いって事?……」



「うん……パパは、普通の一般人


なんだけどね?ママの家族皆が 


魔法使いなの…………」


「それ本当?ほんとにほんと?」


「うん……ほんとにほんと。


だからあなたは今通うとしてる


高校には行けないの……………」


「え?嘘でしょ?」



「ごめんね……本当は今の友達と


普通の高校に行かしてやりたかった、


でも高校生になったら魔法使いの


家系の人はちゃんと魔法使いの学校に


行かなきゃならないの……………」



「え……そこの高校に私は行くの?」


「うん……早く言わないでごめん」


もうママが泣きそうな目で話してる


でも……頭の中でもグチャグチャ


でも……女手ひとつで育ててくれた


ママをこれ以上泣かせたくなかった。