走って走って走り続けた。 辺りはだんだん日が沈み始めて来ている。 「…はぁはぁ」 全然知らない土地。 何処に何があるのかもわからない。 フッと耳に入ったのは海の音。 その音に誘われるように歩き始めた。 綺麗な砂を飲み込む広い海。 サクッサクッと砂の上に足を運ばせながら海へと近付く。 「…きれ――…」