私はドサッと肩にかけていた旅行バックを下に降ろした。 「お布団はそこの押し入れに入ってるから。 後はぁ~…あ!お風呂は階段を左に突き当たりね!」 「…あ、はい。」 「ご飯は下にある居間で皆で食べるから出来たら呼びに来るわね」 居間…。もしかして、千さんと雅人さんと…もしかしたら旅館の人達皆と食べたりするのだろうか。 「じゃあゆっくりしててね」 そう言葉を残し、千さんは部屋から出て行った。 部屋を見渡して見ても、得に何もなく、取り敢えず座布団を取り出し座ることにした。