「コロス……」 隣で紘喜を睨んでいるヨウイチさんを横目に、淡々とたくわんを口に運ぶ紘喜。 「あらあら、サクヤちゃんおはよ」 台所ののれんを潜って千さんがお味噌汁をお盆いっぱいに乗せて顔を出した。 「あ…おはよ、ございます」 「そんなとこに立ってないで座って食べちゃいなさいよ」 っと千さんは机にお味噌汁を並べながら言う。 「…あ、は、」 「はよぅ……」 急に後ろから声がし、ビクっと後ろを振り返った。 そこには…… 「アラ。拓真君おはよう」