「…うん」 何か…まともに男の人の名前呼んだことないから照れるな…。 「サクヤ」 「うぇ!?」 急に自分の名前を呼ばれてびっくりした。 びっくりして変な声、あげちゃったよ…。 「って呼ぶから」 「あ…はい。お好きにどうぞっ」 何かヒロキさん…紘喜って掴めない人だ。 「あ。後サクヤの隣〝タクマ〟だから」 〝タクマ〟? 「さっきはたまたまタクマを起こしに行っただけ」 『アイツ低血圧だから朝苦手なんだって』 と紘喜が言ったのと同時に私達は下の居間に着いた。