義理じゃないから!

「真里那…」


「今度はな……!?」


翔があたしの腰に手を回していて、続きの言葉が言えなかった。


「えぇ…、ちょ…」


翔の急な行動にドキドキが止まらない。


「真里那の言う通り、知ってたよ?真里那が俺のこと好きだったこと…」


甘い吐息と共にそう言う翔の声が聞こえる。


「………………そういえば、なんで?なんで知ってたの?」


期待した。


『いつもお前の事見ていたからだ』って言ってくれるのを。