義理じゃないから!

「……さぁ?なんでだと思う?」


ニヤリと笑った顔を見て、何かを企んでいる事がわかった。


「えぇ、ってんん…」


続きを言うことが出来なかった。


なぜか目の前には翔のアップがあって。


口に柔らかい感触がした。


これは……キス?


気付いた時にはもう、口は離れていた。


と、同時にあたしの体は沸騰したお湯の様になっていた。






「ねぇ、これでもう分かったでしょ?俺も真里那の事が好きだからだよ」






そういった翔は、もう一度あたしの口を塞いだ。



















後から聞いた話なんだけど、いつもからかっていたのはあたしの可愛い顔が見たかったからだったんだって。


* END *