「・・・んぁ・・・っ」 どう呼吸していいか分からず、必死に口をあけた。 その時に自分の漏らした声にびっくりした。 それと同時に恥ずかしかった。 龍斗は、私が口を開けるのを待ってましたと言わんばかりに 舌を滑らせてきた。 それから逃げるように私も動かす。 でも結局つかまり、絡ませられる。 相変わらず、息の仕方が分からずに シンと静まり返る部屋に私の吐息が響いた。