「ありがとうございました~」 お店の定員の声が響く。 「ごめんね、どっちも買ってもらって」 申し訳なさそうに俺の横を歩く加恋。 「いーって。俺がそうしたくてそうしたんだから。お前はありがたく喜びなさい」 「・・・うん!ありがとう!!」 そうそう、俺が好きなのはこれだから。 この笑顔。