「日記書こうと思って」 「へ~」 のしのしとベッドに潜る龍斗。 「いつから書き始めてるの?」 「ん~??入院したばっかりの頃からかな」 「まじ!?すげぇな」 「もう、37冊目になるよ」 「俺、ぜってぇ無理。長続きしないんだよ」 「結構楽しいよ?」 「俺には無理」 そう言うと、私の好きな笑顔でだらしなく笑った。