龍斗の描いた絵から視線を外し、 神田さんの方を見る。 すると、神田さんもこちらを見ていた。 「・・・ブッ」 私が吹き出した。我慢の限界だよ それが、何かの合図だったかのように、 2人とも笑い始めた。 笑いながら、チラリと龍斗を見ると、 私たちが何で笑っているのか分からな様子だった。