「加恋は、ただの友達だろ・・・?」 自分で言っておいて 胸が苦しくなる。 「疑問形??てか、ほんとにそう思ってる??」 「はっ?どういう意味?」 「俺には龍斗が加恋ちゃんを友達としては見てるようには見えなかったけど」 それって____ 「ごめん、言ってる意味が分からない」 「だから!龍斗は加恋ちゃんのこと・・・」 話しの途中で黙り込む廉。 なんだよ。 「おい?」 「この後は龍斗が自分で分からないと意味ないから教えない。」 そう言うと車に乗り込み、逃げるように帰っていった。