こっちが質問したのに、 逆に質問を返されてしまった。 もう一度龍斗に目線を戻す。 そして質問に答えるように首を横に振った。 「・・・・ふっ」 安心したとうな笑いが龍斗からこぼれる。 わしゃわしゃと私の頭をなでまわした。 「ちょ、崩れる」 抵抗してみたものの、意味なく。 チラリと盗み見ると、満足げに笑ってた。