「僕、今でも恋ちゃんのこと好きだよ?だから帰国してからすぐに恋ちゃんに会いに来た。」 「…!?…すっ…ぇえっ!?」 そ、そんなあ…っ。 …私だって、ついこの間までずっと颯君のこと好きだった。 …もしも私が鷹峯家へ嫁ぐことなどなかったら今ここで颯君に気持ちを伝え、 二人でこの街でまた幸せに暮らせたのかもしれない……。 …でも今の私にはそんなこと許されません。だから私は、 「そっか…。気持ちはすごくうれしい! …でもごめんね?」 そう伝えることしかできませんでした。