「今日放課後遊ぼう?」


「遊ぶ、プリクラとろ」


「いいよ」


まさかこんな日が来るなんてあたしが誰かとプリをとろうというなんて。


しかも相手から頼まれても断るくらいなのに


自分でも成長したなって思う。


「でもお仕事があるから長くは遊べないけど」


「いいよ、お仕事頑張って」


「ありがとう」


「お前ら本当仲良くなったよな」


「でしょー、桐生羨ましいんでしょ?」


「俺は羨ましくなんかねぇよ」


「馬鹿桐生」


「黙れ奴隷」