TAKARAMANO





「ねぇ、侑李~この後予定ある?」



「んっ?特にはないけど....どうした?」

「久しぶりの休みだしさ、カラオケ行こ?!」




「えええ?正月早々カラオケ?」


侑李は、びっくりしたように私に問いかける。

「えぇ?だめっ.....?」






「ん~......まぁ、予定ないし行きますか!久しぶりに、陽菜の美声聞きたいしっ」


ちゃかすように侑李は、言う。



美声....てほどでもないけど

歌は小さい頃から得意で、私の将来の夢は歌手。





私は歌にしても楽器にしても

音楽が大好きだから、将来的には音楽関係の道に進みたいと思ってる。





そして、

私達は、初詣に行った神社から、歩いて10分程でカラオケ店についた。




「さぁ、歌うぞおおおおおお!」

私はマイク片手に、曲をバンバン入れていく。




「よっ!未来の歌姫~!!!陽菜のファン1号はこの、田山侑李だから~!!!」


「いぇぇい!よぉし、今日は歌いまくるぞ!」



〜♪♪