うぅ...。
緊張するっ。
頑張れ、茉莉!


私が立って前に出た途端、体育館がしーんとなった。


...何で? 何で?!
余計緊張しちゃうじゃん!!
さっきまでみたいに喋っててよ!!!(汗)



「えぇと、今日からこの星宮高校で働くことになった、上戸茉莉です。よろしくお願いします。私は~~~...」



...緊張しすぎて、あまり覚えていない(笑)


今日まで一生懸命練習してきた挨拶を、私はいつの間にか終えていた。





「ここが保健室かぁ~っ」



凄くキレイだし、広い!

やる気が出ちゃう♪



「わぁ...」



このソファ-に置いてあるぬいぐるみ、超可愛いんですけど!!(←実際の年齢は22歳でも、中身はまだまだ子供ww)



「ふぅ~っ...」



今日ゎ入学式だから、流石にまだ保健室に来るコはいないだろうなー...。


なんて思いながら部屋を少し見渡していると、もうすぐ会議が始まる時間になっていた。



「さてと...」



もうそろそろ行きますか。



───ガチャッ



保健室のドアの鍵を閉めて、廊下に出た。


...よし!
明日から、保健室の先生頑張るぞーっo(`^´*)