...キュンッ


━━...って、何私キュンってなってんのよ!?



「な、何言って...」


「ん? ホントのコト♪」



~っ!!///


もぅ、その眩しすぎる笑顔ヤメてほしい...。



...しかも、何か近付いてきてません??!


ぇ、何...?


どんどん近付いて来る栗原くんに、後ずさる私。



━━トンっ━━



...ぁ、壁際まできちゃった。


今、壁、私、栗原くん、みたいな状態。


横には栗原くんの細い腕...。




━━ってなわけ(どんなわけだよww)で、今に至るのです。




「な、ぁの...」


「ん?」


「ちち、近いんですけど...」


「だから?」


「へっ??」



...だから?って...。



「ど、退いてほしいな...」


「無理」


「えぇッ??!!」



そ、そんなハッキリ...。


...無理?


ぇ?



「何で...」


「俺が退きたくナィから」


「...ぇッ?」



何ですか、その理由わ。



「いや、あの、ホントに退いてほしいんだけど...///」



近すぎるっ///!!



「何か、困る?」


「へっ?」


「俺が退かナィと、何か困る?」


「~っ!!///」