そして俺は‘甘い’って訳でもない。(←でも自分では気付いてないだけかもww)


何となく喋ってたら勝手に女子がそう言い出したんだ。



「ふぅ~。彼女欲しいなぁ~」


「何、急に」


「ぇ? ぃや、この間ケンタに彼女できただろ? 俺、まさかアイツに彼女できるとゎ思わなかったから。先越されちまったなーって思って(笑)」


「あぁ...。確かに」



ケンタっていうのは、俺らがよく一緒にいるグル-プの1人。


...まぁ、俺もアイツに彼女ができるとは思ってなかったけど(笑)

結構チャラい方だから。



「よっしゃ。今度合コン行ったろ。そこでGETしてやる!!」


「...それ前も聞いたー」


「ぇ? だってなかなかイイコがいないんだもーん。何かパッとしないってゆうか...」


「ふーん...」



この前の合コンでは、敦也の好みがいなかったらしい。


俺はよく合コンに誘われるけど、めんどくさいから行かないタイプ。


まぁ、どうしてもってお願いされたらついてくだけだけど(笑)



「俺さー、合コンで恋に落ちるっていうのが考えられないんだけど...。」



と、素直な意見を言うと―...



「んー、確かに、恋に落ちる落ちないは人によるけど...。現にケンタゎ合コンでGETしたみたいだし。しかも結構マジみたいだし...。」



ま、個人差じゃね?と敦也は付け足した。


...人それぞれってことだな(笑)