「っ用事がないなら、早く帰りなよ!!」
何て言うもんだから、俺はちょっとからかってみたくなった。
「ぇッ...。ココに居たいの。居ちゃ、ダメ?」
と甘い声で聞けば、
「~っ!! す、好きにしな」
だって。
ホント可愛いね。
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「...あのさ、」
数十分後、センセが俺に話しかけてきた。
「何?」
「あ、あんまり、コッチ見ないでくれる?」
ぁー、また顔赤くしちゃって。
どんだけ顔赤くすんだよ(笑)
「何で?」
「ぇッ?! だって、仕事に集中出来ないよ...」
そう言って俺の方をチラッと見てまた机に視線を戻すセンセ。
...マジで先生かよ。
高校生にしか見えないんだけど?
「俺がセンセーを見てたいの」
「なっ...?!///」
ほら、また赤くなる。
って、俺が赤くさせてんだけど。
「っもぅ、いい!」
っと言って、プイッと顔を逸らされた。
あはは。
おもしろー。
マジで子供みたいな反応すんだな。
...実はまだ子供とか?
何てアホなコトを考えていると━━━...。