「きゃっ。」
宝生くんに床に押し付けられた。
「ほ…ほ…宝生くん。あの…ごめんんん…。」

私が謝る言葉を消すように私の唇に宝生くんの唇が重なる。

「んん…ほ…ほ…」
「話すなよ。姫衣。」

名前を呼ばれてドキッとする私。